トークセンセラピストの木槌療法日和

タイ古式マッサージの木槌療法トークセンについて記します。

トークセン初心者が最初に買う道具はマカウッドの3点セット

トークセンの初心者が道具を通販で購入するとき、安く手に入れたいと思いますよね。私が初めて購入したのはマカウッド製でした。

トークセンの道具ってあまり売られていないんですよね。国産のものは高価で、タイ製は安いですが品質が心配です。そこで、今回は初心者向けの道具をご紹介します。

 

トークセンを始めるならコーン(ハンマー)とリム(杭)が必要です

例えば、家族の肩こりを手で揉むのは大変だからトークセンでほぐしたいあなた。
接骨院で導入したい柔道整復師のあなた。
そして鍼灸院で導入したい鍼灸師、あん摩指圧マッサージ師のあなた。
とにかく使うか、受けるかしてみないと文章だけでイメージはできないないと思います。リサーチはあまり意味がありません。手に入れて使ってみてね。

まずは、コーンと呼ばれるハンマーと、リムと呼ばれる杭が必要です。点で当てるツボ押し棒のようなリムと、大工道具のノミのようなリムが基本です。ハンマーも色々な形があります。しゃもじを厚くしたような形が多いですね。

最初はコリの塊や、硬い所に当てて叩いてみて下さい。ノミのようなリムは背筋に沿って線で叩いてみて下さい。コリを振動で緩める感じです。コリを衝撃で破壊するイメージでやると痛いので気を付けて下さい。

激安トークセンを探しているならタイ製が一番

初心者が品質にこだわらず、とにかく激安でトークセンを買いたい場合は、通販でタイ製のトークセンを買いましょう。
素材はマカウッド・ピンカド・モンキーフラワーウッドが主流です。これらは硬くて重い木です。日本では馴染みの無い木ですね。日本では希少です。

しかし、海外製なので、ヒビが入っているB品レベルが多いようです。左右不均等でいびつな作りです。塗装のコーティングも強く、木の感じが薄まっています。

日本製は造形が良く、間違いがありません。
天然素材の塗装でツルツルなのに木の感じが残っています。

しかし、その分、高価です。
マカウッドなどと比べて割と軽く、柔らかい木もあります。タモは野球のバットで使われる丈夫な木ですが、トークセンとしては軽い方です。振動が強くて、上級者向けです。

とにかく使いたいならタイ製ですが、それだけで判断せず、しっくりこなければ道具を変えてみるといいです。本当に道具による違いは大きいです。

もしも仕事で使うつもりなら、最初からしっかりした物を買ってみてね。


おまけ

足ツボを自分で押すのは大変だよね。だからツボ押し棒を使うんだけど、それでもまだ疲れる。
そこでツボ押し棒で押すのではなくて、ツボ押し棒を叩いてみる。
トークセンはそんな感じ。
手は疲れる。ツボ押し棒でもまだ疲れる。トークセンならツボ押し棒より楽ちん!
難しく考えないで楽をするために使ってみてね。

トークセンY字型リムで差をつける!柔道整復師のための革新的な施術手法

最近は、タイ古式マッサージのテクニックの中でも注目のトークセン(木槌療法)がすごい人気になってきてるんだよ。それで、柔道整復師トークセンを取り入れるのがすごく増えてきたみたい。

実はトークセンってまだあまり知られていない。だから、接骨院に導入するのが遅いってことはまったくないし、導入したら接骨院のアピールポイントにもなるし、施術の特徴にもなるんじゃないかなって思うよ。

 

トークセンについてはこの生地を読んでみてね。

toksen.hatenablog.com

トークセンは保険治療の限られた時間で力を発揮します

さて、保険治療って時間がめちゃくちゃ限られている。だから、整体やマッサージみたいにのんびり施術できるわけじゃない。
60分間かけてしっかりほぐせるなら最高なんだけど、そんな余裕ないんだよね。

患者さんも自由診療の時間を増やしてくれたらいいんだけど、高くなるのはちょっと避ける人も多いんじゃないかな。

まず、順にほぐしていかないと奥のコリをほぐすのは難しくて、硬い人ほど施術が難しくなっちゃうし、何か無茶な要求もされることもある。

でも、トークセンの振動だったら、それらの障害を気にせずに一気に振動で奥の方にアプローチできる。凄いでしょ!?

トークセンの初期費用は圧倒的に安い

接骨院って差別化のために、他とは違う効果のある機械を導入してるところもあるよね?

でも、それって高いし、本当に必要なのかって疑問に思うこともある。
でもトークセンはタイで古くから使われてきた技術だから信頼性もある。

それに道具がシンプルで、価格もリーズナブルだから、初期費用ってかなり安く抑えられるよん。

トークセンは誰でもすぐに使えて導入は簡単!

これは意外だと思うんだけど、トークセンは超簡単に導入できる!

特に柔道整復師って、体のことも詳しいし、触診もできるから、すぐにコツをつかむことができるんじゃないかな。
リム(杭)をコリに当てて、コーン(木槌)で叩くだけだから、使い始めれば感覚もすぐにわかると思うよ。
それでも不安なら、リム(杭)の形状を変えたり、木の種類を変えたりして、使い分けもできるから試してみて。

トークセン導入におすすめの道具を紹介

トークセン導入のために道具を買おうと思ったら、何を買えばいいのかよく分からないよね。でも大丈夫、安くて初心者向けのタイ製のトークセンがおすすめだよ。 硬くて丈夫な木が使われていて、値段も1万円以下でセットが揃うよ。

もし長く使いたいなら、日本製トークセンがオススメだよ。リムの形も多いし、木の種類も多いし、日本製だから仕上がりもキレイ。そして、塗装が天然の蜜蝋ワックス仕上げなら、傷ができても修復が簡単だから何年も使えるよ。

接骨院への導入に一番向いているリムはY字型の2点打ちリム

トークセンのリムっていろいろあるけど、使いやすくて一番おすすめなのは、Y字型の2点打ちリム。

これを使って背骨の両脇を上から下まで叩くだけで、結構いい効果が期待できる。
やることが決まってるから、すぐに導入できると思うよ。

接骨院でのトークセン導入まとめ

まだまだ始めるのに遅いってことはない!大丈夫!

特に木の種類で使い分けている治療院はほぼいないから、その辺りを広げていけばまだ誰もやっていないような施術を確立することもできると思うんだ。

今すぐトークセンで他の治療院と差をつけちゃおう!

タイの技術ってちょっと変わってて面白いし、患者さんも新しい体験ができるから喜んでもらえるんじゃないかな。

時間が限られている中で、しっかりとしたアプローチができるってのは大きいよね。

他の整体やマッサージとは一線を画して、効果的な治療を提供できるってのがトークセンの特長だよ。

 

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トークセンのダンベル型両面打ちリム・面打ちリムの効果

トークセンの基本の道具は、コーン点打ちリムライン打ちリムです。
その他にダンベル型両面打ちリムとか面打ちリムがあって、興味を持っている人も多いと思うので解説します。

その前にご挨拶。執筆者のマナミと申します。
トークセン歴5年、マッサージ歴10年。内で神奈川県内でセラピストとして活動中。夫と娘と3人暮らしです。40歳を超えて、このまま指や腰に負担をかけて施術をいつまで続けられるのかな?と思っていた時にトークセンと出会いました。
様々な木材や形状の道具があって、虜になりました。

 

 

トークセンのダンベル型両面打ちリム・面打ちリムの効果

トークセンは面から線、そして点に移り、最後は面で終わると言われています。つまり面打ちのリムは必須です。
しかし、面打ちのリムを持っている人はかなり少ないようです。

表面の張りを面打ちリムで軽くゆるめてから点打ちなどを使うと良いでしょう。当たりがソフトで心地良いです。

腕の内側を施術する時は、点打ちを使うとビリっとなりやすいので、ライン打ちや面打ちがベターです。こう書いてみるとかなり良い道具だと思いますが、何故皆さん使わないのでしょう?

ダンベル型両面打ちリム・面打ちリムが使われない理由

・使い方が分からない

そもそも使い方が分からない、習っていないから自信が無いという理由です。とりあえずやってみればいいんですよ。

必ず一度受けてみた方が良いですが、材質や形状によって全てが変わってくるのでいずれにしてもやるしかないです。既に何らかの手技を身に付けているのであれば、スタッフ同士で練習などをすればOK。

絶対に最初は予想外の感覚です。それがいい。
普通の人が予測できない刺激。施術する側も最初は予想外。これって利点ですよね?

・価格が高い

金銭感覚にもよりますが、ダンベル型の面打ちリムは大抵が5000円以上になります。仕事道具と考えれば許容の範囲内ですが、用途が限られているので、踏ん切りがつかない人も多いようです。

・自信がない
『いきなり試して大丈夫かな?』
『もっと練習をしてからやるべきじゃないの?』
『効果が出なかったらどうしよう?』
『新しい道具を使い始めて、トークセンを教えてくれた人が見たら、何か言われるんじゃないか?』
そう考えてしまう気持ちは分かります。でも少しずつ失敗のリスクを許容していかなくては成長できません。どこかのタイミングで挑戦が必要になってきます。
先送りにしていると永遠にできるようになりません。

ダンベル型のリムを使う最大のメリット
トークセンは珍しい施術でしたが、最近ではタイ古式マッサージのセラピストを筆頭に取り入れるセラピストが増えています。もうトークセンだけでの希少価値は薄まっています。
しかし、その中でもダンベル型のリムはまだ使う人が少ないようです。比較対象が極端に少ないので差別化にもなります。セラピストですら使い方が分からない人が多いような状態では、患者さんは比べようがありません。
他に使っている人が少ないという特別感で更に喜んでもらえるかもしれません。

ダンベル型のリムでお客様の心を鷲掴みにしよう!

 

トークセン・木槌療法の解説

トークセン(木槌療法)とは?

トークセン(木槌療法)は、タイ伝統医療の一つで、木槌と専用の木杭を使って筋肉や骨格系に振動を与えることで、身体の調整やリラクゼーションを促す手法です。
トークセンの打撃によって、身体に沿って走るエネルギーラインに沿って振動が伝わります。この振動によって、筋肉や骨格系の緊張が解消され、身体の調整やリラクゼーションが促されると考えられています。

具体的には、身体の緊張やコリ、ストレス、疲れ、不眠などに効果があるとされています。また、身体の調整やリラクゼーションだけでなく、身体の自己治癒力を高める効果も期待できます。

トークセンは、タイの一部の地域で伝統的に行われてきた手法ですが、近年では世界中に広がりつつあります。ただし、施術者によって技術の差があるため、安全性に注意が必要です。また、医療目的での使用には注意が必要であり、医療施設での治療の代替手段として使用することは推奨されません。

ウオルナットのトークセン

トークセンの道具について

トークセンは、木槌(コーン)と専用の木杭(リム)を使って施術を行います。施術者は、木槌と木杭を使って、身体の筋肉や骨格系にリズミカルな打撃を与えます。
木槌と木杭には、伝統的にタマリンドというマメ科の木が使用されてきたようですが、タイの市場ではマカウッドやインディアンローレルが主流のようです。
ちなみにマカウッドは、タイ語ではマカモン。タマリンドはマカームです。素材の表記ではマカの木と書かれている事もあるので、同じマメ科の木で混同している可能性があります。

また、雷に打たれたタマリンドが最高級の様に扱われているようですが、迷信と捉えている人も多いようです。


メオ先生モデルは、花梨や紫檀という高級素材を使用しています。

日本製のトークセンでは、
・樫や欅などの日本の道具用の木材として広く使われている木。
・メイプルやタモなど、野球のバットとして使われている反発の強い木。
・ウリンやイタウバなど、ウッドデッキとして使用されている丈夫な木。
・本花梨や黒檀などの超高級な木。等々。
バリエーションが豊富で仕上がりも非常に美しいトークセンが揃っています。

木杭(リム)は用途によって様々な形状があり、
基本の点打ちリムライン打ちリムに加えて、ダンベル型の両面打ちリムガーム(Y字型の2点打ちリム)などもあります。


これにより少ない技術や労力で効果を出せます。

トークセンは痛くないの?肩こりは治るの?

トークセンはツボ押し棒のような物を当てて叩くという見た目が強烈なので、痛そうに見えますが、実際は振動でほぐすという感じなので、痛く感じるほど強く叩いたりはしません。

肩こりや腰痛が治るのか?という点ですが、トークセンだけで治るかというと難しいです。細かい筋肉も振動でほぐせますが、指圧やマッサージの方が捉えやすいので使い分けが重要です。