トークセンセラピストの木槌療法日和

タイ古式マッサージの木槌療法トークセンについて記します。

トークセンのダンベル型両面打ちリム・面打ちリムの効果

トークセンの基本の道具は、コーン点打ちリムライン打ちリムです。
その他にダンベル型両面打ちリムとか面打ちリムがあって、興味を持っている人も多いと思うので解説します。

その前にご挨拶。執筆者のマナミと申します。
トークセン歴5年、マッサージ歴10年。内で神奈川県内でセラピストとして活動中。夫と娘と3人暮らしです。40歳を超えて、このまま指や腰に負担をかけて施術をいつまで続けられるのかな?と思っていた時にトークセンと出会いました。
様々な木材や形状の道具があって、虜になりました。

 

 

トークセンのダンベル型両面打ちリム・面打ちリムの効果

トークセンは面から線、そして点に移り、最後は面で終わると言われています。つまり面打ちのリムは必須です。
しかし、面打ちのリムを持っている人はかなり少ないようです。

表面の張りを面打ちリムで軽くゆるめてから点打ちなどを使うと良いでしょう。当たりがソフトで心地良いです。

腕の内側を施術する時は、点打ちを使うとビリっとなりやすいので、ライン打ちや面打ちがベターです。こう書いてみるとかなり良い道具だと思いますが、何故皆さん使わないのでしょう?

ダンベル型両面打ちリム・面打ちリムが使われない理由

・使い方が分からない

そもそも使い方が分からない、習っていないから自信が無いという理由です。とりあえずやってみればいいんですよ。

必ず一度受けてみた方が良いですが、材質や形状によって全てが変わってくるのでいずれにしてもやるしかないです。既に何らかの手技を身に付けているのであれば、スタッフ同士で練習などをすればOK。

絶対に最初は予想外の感覚です。それがいい。
普通の人が予測できない刺激。施術する側も最初は予想外。これって利点ですよね?

・価格が高い

金銭感覚にもよりますが、ダンベル型の面打ちリムは大抵が5000円以上になります。仕事道具と考えれば許容の範囲内ですが、用途が限られているので、踏ん切りがつかない人も多いようです。

・自信がない
『いきなり試して大丈夫かな?』
『もっと練習をしてからやるべきじゃないの?』
『効果が出なかったらどうしよう?』
『新しい道具を使い始めて、トークセンを教えてくれた人が見たら、何か言われるんじゃないか?』
そう考えてしまう気持ちは分かります。でも少しずつ失敗のリスクを許容していかなくては成長できません。どこかのタイミングで挑戦が必要になってきます。
先送りにしていると永遠にできるようになりません。

ダンベル型のリムを使う最大のメリット
トークセンは珍しい施術でしたが、最近ではタイ古式マッサージのセラピストを筆頭に取り入れるセラピストが増えています。もうトークセンだけでの希少価値は薄まっています。
しかし、その中でもダンベル型のリムはまだ使う人が少ないようです。比較対象が極端に少ないので差別化にもなります。セラピストですら使い方が分からない人が多いような状態では、患者さんは比べようがありません。
他に使っている人が少ないという特別感で更に喜んでもらえるかもしれません。

ダンベル型のリムでお客様の心を鷲掴みにしよう!